COLUMN

コラム

(点の記) 電子基準点とは!?

2021.04.02

 いつも九電ドローンサービスをご利用いただき、ありがとうございます。
 九電ドローンサービスでは、ドローンを活用した測量サービスも提供させていただいております。
 今週から、「点の記」シリーズと題し、測量に関するコラムを不定期でお届けします。
 記念すべき第一回は「電子基準点」についてです。測量に関わることのない一般の方には馴染みのない言葉ですが、「基準点」とは、地球上の位置や海面からの高さが正確に測定された電子基準点、三角点、水準点等から構成され、地図作成や各種測量の基準となるものです。電子基準点は、全国約1,300ヶ所に設置されたGNSS連続観測点です。(GNSSとは、Global Navigation Satellite Systemの略で、米国のGPS、ロシアのGLONASS、欧州のGalileo、日本の準天頂衛星(みちびき)等衛星測位システムの総称です。)外観は高さ5mのステンレス製ピラーで、上部にGNSS衛星からの電波を受信するアンテナ、内部には受信機と通信用機器等が格納されています。(国土地理院HPから一部抜粋)
 今回は、熊本市内にある「九州測量専門学校」様の敷地内にある熊本局を外から撮影させていただきました。あまり街中で見かけることのない電子基準点ですが、測量を行う上で大切な役割を果たしています。もしご近所で見かけることがあれば、是非このコラムのことを思い出して下さい。

コラム一覧へ戻る